大学生と意見交換

投票率向上のため大学生と意見交換

全国的な問題ですが、投票率の低下が止まりません。ここ大分市でも同じで、最盛期は80%を超す投票率があったのですが、直近の市議選では50%程度です。市民の政治離れは議会の正当性が揺らぎ、大きな問題だと考えます。民主主義の根幹が選挙であり、市民の政治参加が伸びないと、政治そのものが一部の権力者の思うまま、独裁政治につながりかねません。そうならないためにも、投票率の向上は大事な問題です。
大分市議会としても、投票率の向上に取り組んでおり、大分大学の学生と意見交流させていただきました。
その中で大学生から出された印象的な意見を紹介します。

投票率向上のための提言

  • 投票所が暗い。BGMやお菓子など用意し、雰囲気を明るくしては?
  • 投票が済んだ人へ、商店で使える割引券の発行をする
  • 移動投票所の開設
  • 政策および進捗状況の市民への提示(マニュフェストの徹底)
  • 身体の理由などで投票に行けない人のもとへ、投票用紙を取りに行く
  • 争点の明確化

どれも大事な提言です。
この意見交換には大分市議会に求めることについても大学生に聞きました。その中で、あるグループから、「若者のための政策を取り入れてほしい」との要望がありました。例えば学費免除の拡大、奨学金の枠の拡大、最低賃金のアップ、など経済的な要望が出されました。
私たちはそのような切実な要望に真に向き合い、そして応え、信頼を勝ち取っていかなければと思います。それが本当の意味での政治への信頼性の高まりにつながり、最終的には投票率向上になるのではないかと、そのように思います。

貴重な意見交換の場でした。