いいかげんにしろ! 女性議員へのハラスメント

やっぱりかというか、情けないなぁ~と思う記事が。
大分合同新聞 23日4面に女性議員へのハラスメントの記事がのっていました。
議員活動や選挙活動中にハラスメントを受けたことがあると答えた女性が、男性の約倍近くまでいたことが分かりました(内閣府が昨年実施したアンケートより)

具体的には、ヤジや下品なからかいなどの「性的・暴力的な言葉」、女性は家庭にいるべきだといった「性別に基づく侮辱的な態度や発言」などが多かったようです。
自分も議員在職中、あからさまな差別発言ではないものの、それらしいヤジ、言動は聞いたことがあります。
なぜか高齢男性(それだけではないですが)に多く見られる言動です。
議会はオッサン社会やなぁと思いますし、そんな状況、メンバーで、税金の使い方を決めていいのか?と思います。

国際的な男女格差を示す「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「政治参画」の部門で、156カ国中、147位と、地球レベルで最底辺水準です。
衆議院の女性比率は9.9%。大分市議会も9%程度です。

2018年には候補者男女均等法が制定され、女性議員を増やそうとの機運はありますが、この法律も「均等」を努力義務としただけで、効果は限られています。
政党に対し、女性候補の割合の数値目標設定するよう義務付けるべきではないでしょうか?

私は病院に勤務していたこともあり、女性の勤勉さ、忍耐強さ、情報共有力などは特筆すべきと思っています。
もっと社会に、特に政治の分野に女性の活躍を保障する取り組みが必要ではないでしょうか?